レチノイン酸とは
現在、一部の高価格帯の化粧品にはシワに効果
があるとして、レチノールという成分がありま
すが、レチノールはレチノイン酸の100分の
1の生理作用しかないため、単なる保湿クリー
ムという位置づけになります。
レチノイン酸の作用
@角質をはがす
A表皮の細胞分裂を促進し、皮膚の再生を促す
B皮脂線の働きを抑え、皮脂の分泌を抑える
C真皮のコラーゲンの生成を促し、皮膚のタル
ミ・小じわを改善させる
D真皮のヒアルロン酸等の分泌を高め、皮膚を
みずみずしく保つ
レチノイン酸をシミに対して塗ることで、表皮
の増殖スピードが非常に速くなり、その結果、
古い角質がメラニン色素と共にはがれ落ちま
す。しかし、レチノイン酸にはメラニンの産生
を抑制する効果はないため、漂白作用のある
ハイドロキノンとの併用をお勧めしています。
レチノイン酸によりメラニンを外へ出し、ハ
イドロキノンにより新たなメラニンの産生を抑
制する事メラニンの少ない新しいお肌に置き換
えられていくのです。
レチノイン酸の治療方法
レチノイン酸外用によるシミ治療は、原則的に
患者さんご自身により、軟膏を塗っていただく
という方法を取っていますので、患者さんがこ
の治療と副作用・経過等をよく理解されている
ことが重要です。
効果を最大限に発揮するために、クリーム購入
前にカウンセリングとその後も診察・指導を受
けていただく必要があります。